- T.T Taiga Takahashi/Lot.204 Engineer Trousers
カリフォルニアで発掘された18世紀のワークパンツがベースとなったエンジニアトラウザース。
深い股上と、わたりから裾まで真っすぐに落ちる太めのワイドシルエット。ボリュームはありますが腰回りはすっきりとしていますので、野暮さもなく、キレイなラインを形成してくれます。
生地は1900年代のワークパンツを参考に製作したモールスキン調のオリジナルファブリック。
経糸にウールの双糸、緯糸にウール糸と綿糸を撚り合わせた糸をベースに、オーバーダイした糸を4本に1本打ち、不純物が混入した粗野な風合いを表現。
染色は光を吸収させて黒く見せるという「深黒加工」によるもの。
この加工は、日本の伝統的な正装である黒紋付だけを100年間染め続けてきた「京都紋付」によって生み出され、ウールサイドのみを黒く染めることにより、黒の奥から茶色の粒子が覗く、「楽茶碗」のような深く味わいのある黒に仕上げられています。
アイテムだけではなく、生地自体にも魅力的なストーリー性を持たせた、T.Tらしいアイテムとなっています。
参考ブログはこちらからご覧ください。
-Lot.204 Engineer Trousers-
SPEC
SIZE 32 ウエスト78cm/股上36cm/股下81cm/裾幅29cm
MATERIAL
WOOL 93%
COTTON 7%
MADE IN JAPAN